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カテゴリ:ナイン( 3 )

ナイン:9回の時間旅行

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ナイン:9回の時間旅行 Nine (Nine Time Travels) 全20話 (2013年韓国tvN) 

■演出:キム・ビョンス
■ソン・ジェジョン/キム・ユンジュ
■キャスト:
イ・ジヌク(パク・ソヌ)
チョ・ユニ(チュ・ミニョン)
チョン・ノミン(パク・ジョンウ)
チョン・ドンファン(チェ・ジンチョル )
イ・スンジュン(ハン・ヨンフン)
オム・ヒョソブ(オ・チョルミン)

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ものすごく緊張して視聴しました。
前作のロマンティックコメディ「イニョン王妃の男」とは違い、タイムスリップによって平行理論のパラレルワールドが展開されていく。
パラレルワールドなので「時制」という観点からこのドラマを考えてしまうと、こんがらがってしまうのだけれども。実は、シンプルなメッセージ、ソヌが生きていく業がクローズアップされているように感じる。

脚本家のインタビューによると以下のような意図もあったみたい。
ドラマチックな恋を表現することが難しくなりました。何だか切ない話をしたいと思えば、過去の話をしたり時代劇をしなければならないが、それは私が望むものではありません。『不倫を題材にせず、どうやって恋がドラマチックに駆け上がっていくとこを見せるられるのだろうか』と悩んだ結果、時空が散らばって主人公が会えなくなるタイムスリップを題材にすることにしました。また、悪者や三角関係、四角関係を登場させなくても2人の恋をよく見せられる題材でもありますので(ソン・ジェジョン脚本家)
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=1963978

しかし、「ナイン」ではロマンスよりも、やっぱり「ソヌという生き方の業」を感じるんだよな。
ソヌとミニョンの恋愛模様はちっとも感動しませんでした。前作「イニョン王妃」では、チ・ヒョヌ(キム・ブンド)とユ・インナ(ヒジン)のリアルすれすれ(笑)恋愛に引きずられたのですが。

そんな感じで、恋愛ドラマとしては私的には非常に評価が低いのですが、脚本の緊張感あふれる構成と、ソヌの生きる哀しさにはハマったかな。

あまりにもアクロバティックな展開で、面白いと言えば文句なしに面白いのに、あれ?ロマンスあったけ?ってな視聴後の感想です。
ロマンスの行方よりも、ソヌの行方の方が気になって、気になって仕方がないドラマです。

過去を変えようとしたために、だんだんどん詰まりになっていく主人公に思わず「果てない夢が終わりますように~♪」と思ったのですが・・・終わるどころか、さらに悪夢が広がって行くさまが圧巻。


「ナイン」は予備知識なしで視聴した方がいいと思います。
「ナイン」20話の解釈については、様々な考察が出てくるでしょうけれども、下記に私の受け止め方を書いておきます。原稿用紙10枚にもなった(爆)長文だし、分かりにくいかも。
しかし、言葉で説明が難しい・・・図にした方がわかりすいのかも。

チョルミンも「この社会にどれだけ抜け穴が多いか」と言っておりましたが、タイムスリップものの考察なんか穴だらけ(笑)でございますが、妄想と考察です。

あ、久しぶりにオム・ヒョソブを見たので嬉しかったデス。
「善徳女王」のピダムに強烈に迫った頃から好きなのよね~

「ナイン」のネタバレなので、ご注意ください。

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by moonlight-yuca | 2013-07-27 21:13 | ナイン | Comments(12)

果てない夢がちゃんと終わりますように・・・ナイン11話

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韓国ドラマ「ナイン」11話まで視聴。

タイムスリップものの「ナイン」
前作「イニョン王妃の男」では、「愛」を描いていたのですが、今作はもっとタイムスリップという技巧を駆使して、登場人物のみならず視聴者までもカオス状態にしています。
設定があまりにもスリリングで、「愛」がどこかに行ってしまった感がある。
先が全然読めないよ~


「猿の手」というジェイコブズの小説がとても好きなのですが、どうも「ナイン」は同じ感触がします。
運命を変えたいために過去に戻り、過去の事象に干渉すると波及的に現在の自分までも、変わってしまう。
死者を生き返らすということはどういうことなのか。
しかも恐ろしいことは、自分が干渉したことにより過去が暴走していき、誰にもこの物語がどこに向かっていくのかがわからないことでしょうか。
ネタバレになるので、詳しくは書きませんが、この設定がなんともダークです。
過去の自分が何をするか分からない、その恐怖。
こういう設定って、斬新です。


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タイムスリップする道具がお香なのですが、9本しかない。
しかもヒーローは些細なことでこのお香を使っていくんだよな(爆) 
もうほとんど残っていません。どうするんだ~!と残り9話どう話をまとめるのか、興味津々。

この変えられた世界では、かつてあった世界の痛みや苦しみは体に刻みこまれている・・・らしい。
記憶にはなくても、体が覚えているのよね。
デジャヴュというのは、パラレルな世界の自分が体験したことなのかもしれません。

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「イニョン王妃」「ナイン」と「愛」とは頭で感じるものではなくて、体の細胞一つ一つが覚えているもの、らしい。だから、例え記憶がなくても、パラレルな世界に移行してしまっても、愛の体験は細胞が覚えいてるものなのだ。
前作にも登場した赤いテレフォンボックスは今作も登場。
「愛」の象徴なのかな、とも思ってみたりして。
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by moonlight-yuca | 2013-07-16 17:56 | ナイン | Comments(6)

And I will always love you・・・ナイン5話まで

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韓国ドラマ「ナイン:9回の時間旅行」5話まで視聴。

主演2人の熱愛にすっかりやられた「イニョン王妃の男」のスタッフが再集結した「ナイン」。
今作もタイムスリップものであり、さらにバタフライエフェクトを取り入れ、過去と現代が複雑に入り組んでいくらしい・・・と聞いていて非常に視聴したいドラマでもありました。
果たしてかの名作「バタフライエフェクト」のような鬱展開の「映画史上最も切ないハッピーエンド」のように「ナイン」もなるのでしょうか。

「イニョン王妃の男」での感想では、私次のように書いていました。
しかし、このドラマのミソは、過去と現代の対比によって、社会の問題をあぶり出す・・・ということでもなく、ただただロマンスであるということなんだろうな。
二人を引き裂く障害として「時」と「記憶喪失」が何度も出てきます。
タイムスリップのお札に何かあると、2人は記憶を失うのよね。しかし、「記憶」=その人の今まで生きてきた積み重ね(その人そのもの)であるから、ブンドが、ヒジンが、自分らしく生きる・・・ということはすなわち記憶を蘇らせるということになる訳です。
だから彼らは何度でも記憶を失い、何度でも記憶を蘇らせる。
自分が自分であるためには、2人が愛し合った記憶が必要だから。
そこらへんの設定が甘いと、言えばそうなのでしょうが、逆にそこに愛の強さを感じさせる仕組みになっているんだろうなぁ。


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そして、「ナイン」で前作と何よりも違うのは記憶を失わない・・・ということみたいです。
タイムスリップをして、過去を変える、そのことにより必然的に現代が変わっていく。
ただ、主人公の記憶は幾重にも重なっていくのです(・・・5話までのところなのですが)
パラレルワールドが展開していくのだけれども、主人公だけは、その差異に苦しんでいくことになるのかな。

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過去を変えて、新しい現在で目を覚ました時に、愛するものが失われていたら、どうするか。
愛し合った記憶はあるのに、新しい現在では、愛し合えない存在になっていたら、どうするのか。
目を覚ました時に、今まで横にいた愛する人が消えてしまっていたら、どうするのか。
その時の恐怖と絶望を思うと、身が震えます。


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勝手気ままにタイムスリップ出来るのではなく、20年前の同日同時刻に30分しか戻れない・・・この制約の中で、失ってしまった恋人をどう取り戻すのか。
ソヌを演じるイ・ジヌクがいいです。「ロマンスが必要」よりもはるかにいいなぁ。
傲慢で、絶望して、不器用な男、何もかも失いそうな男を哀愁をもって演じています。
「ボディガード」の ♪  I will always love you ♪ の歌詞も意味深い。

おそらくバタフライエフェクトなドラマなので、この後ますますカオス状態になっていくのでしょう。
ソヌは、救おうとした者を失い、愛する者を失い、そして選択にせまられるに違いない。
彼の愛は、時の前に、カオスの前で、何を見せてくれるのかしら。
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by moonlight-yuca | 2013-07-07 19:34 | ナイン | Comments(0)
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