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カテゴリ:恋愛時代( 4 )

恋愛時代 alone in love

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恋愛時代~alone in love~ 16話 (2006年 韓国SBS)
■演出:ハン・ジスン
■脚本:パク・ヨンソン
■キャスト:
ソン・イェジン(ユ・ウノ)
カン・ウソン(イ・ドンジン)
コン・ヒョンジン(コン・ジュンピョ)
イ・ハナ(ユ・ジホ)
オ・ユナ(キム・ミヨン)
イ・ジヌク(ミン・ヒョンジュン)
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愛は人を苦しめる
愛が始まるときは不安と希望が入り混じり
始まった後は
相手の心をすべて知りたくて悩み
愛が終わる時は
その終わりが相手とずれていて傷つく
甘い愛を感じるのはいつだろう

だから愛は いつも誰かを苦しめる

「恋愛時代」視聴しました。がっつり「愛」に関して考察したドラマ。
決して波乱万丈な出来事は劇中起こらないけれども、登場人物が交わす会話、
要所で差し込まれるモノローグで、だんだんドラマの緊張感が高まってくる。
人の心の動きのなんと不可解なことか。
どんなに愛し合っていても、ある日ふとその愛は色あせてくるし、
どんなに頭では終わった愛だと思っても、体は想う相手に引き寄せられていく。
水滴が水面に波紋を広げるように、人の心にも愛が波紋を広げていく。
その静かだが確実に変化していく人間の心がこの世で一番ドラマチックなんだろうな。

ストーリーはたった一言でまとめられる(笑)、離婚した夫婦がいかにして元に戻るか。
ただこれだけのために16話費やす、その脚本の贅沢さ、潔さ。
14話、15話あたりは涙、涙です。このためにそれまでの13話はあると言っても過言ではない。
視聴している間、私の心の中に綺麗な純粋な水が満ちてきて、それが瞳からこぼれる、
そんな感覚を味わうことができました。いや、本当にいいドラマだわ。
脚本家パク・ヨンソンの作品は私にとってどの作品も心に染みいるドラマばかりです。

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エンドロールで視聴者に問いかけます。「愛ってなんだろうね」と。
スタッフ全員が各々の「愛」に対しての見解を述べていくさまも、微笑ましい。
ある人は「信頼」、ある人は「執着」、「喜び」「後悔しないこと」などとスタッフが照れながら答えていく。
百人百様の答えがあるし、その時々のその人の置かれた状況によっても答えは変化していくでしょう。

私にとって「愛ってなんだろうね」
選択かなぁ・・・
人間は常に選択をしていくのだけれども、その選択が「愛」という観念を体現していくのでしょうね。
例えば頭ではダメだとわかっているのに、新妻を置いて元妻の所に駆けていくドンジン。
理性と感情がせめぎあい、そして理性を抑えて行動してしまう、そういう選択に「愛」を感じる。
「愛」なんて決して綺麗なだけじゃなく、理不尽で、エゴイスティックで、独善的で
自分でもコントロールできないもの。
登場人物の理性を超えてしまう行動の選択に、私はいつも目を見張るし、
そのドラマティックな一瞬の選択が愛おしい。生きているって感じがして。

な~んてことを頭の中で色々考えるのが楽しかったドラマです。
私が知らなかっただけでこの「恋愛時代」皆様、好きだったとおっしゃるのよね♪ 本当にいいドラマ。
決してシリアスな重いドラマではなく、ジュンピョとジホの恋愛模様も主役の2人よりも
楽しませてもらったし、パク・ヨンソンの遊び心も満載で、小ネタを見つけるのが非常に楽しかった。

最後ジホが市役所の市民相談所で受け付けていた
「壁の中から赤子の泣く声がする」というのは次作「いいかげんな興信所」へと続くエピソードだよね。
パク・ヨンソン、こんな仕掛けをするから好きなんだよぅ!と画面に向かって思わず叫んじゃったよ(笑)
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by moonlight-yuca | 2011-08-24 13:31 | 恋愛時代 | Comments(4)

どこからが愛なのか・・・恋愛時代 7話まで

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韓国ドラマ「恋愛時代」7話までの感想。

どこからが愛なのだろう
心配になり 逢いたくなる気持ちから?
眠れないほど 恋しくなったら
愛なのだろうか

どこからが愛なのだろう
時間が経って振り返った時
心が痛んだら
愛だったのだろうか
(7話)


イ・ドンジン(カム・ウソン)が日本の視聴者に受け入れれなかったのは少し分かる気がする。
山崎邦正に外見がちょっと似ていて、ぶっきらぼうで、武骨で、デリカシーがなくて、優しい。
だからかなぁ・・・
野沢尚の原作では、インテリで、物腰柔らかで、女受けがよくって、私の中では
同じ野沢尚の「水曜日の情事」(2001年)の詠一郎(本木雅弘)のイメージだったりする。
だからちょっと違和感があるのだけれども。でも本を読むドンジンって好きです。
書店員という設定上、舞台は本屋さんだし、寝る前に本を読む主人公って
あまり韓国ドラマでは見掛けないような。本当に流れる空気感が違うドラマです。
「水曜日の情事」とも比較しながら、「恋愛時代」楽しく観ています。

殺人やら大きな事件などなくても、人間の気持ちが一番ミステリーだわ、と思います。
彼らの過去を推測していくのが、まるで上質のミステリーを読んでいる時のよう。


だんだん離婚した夫婦ウノ(ソン・イェジン)とドンジンの過去がはっきりとしてくる。
決して憎み合ってではなく、お互いに気持を残してなぜこの夫婦は離婚したのか。
死産の夜、何があったのか。
薄皮を剥くように、過去が少しずつ明らかになって、この夫婦の気持ちが分かってきて、
夫婦って何だろう、愛って何だろう、と考えています。

まあ、何よりも脚本家パク・ヨンソンの恋愛語録にも思いっきり酔わせていただいています。

愛はいろんな理由で始まる
思いがけない愛もある
誤解から始まる愛もあれば
いつ始まったか分からない愛もある
愛の終わりはいつだろう
(6話)

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by moonlight-yuca | 2011-08-14 19:24 | 恋愛時代 | Comments(2)

素直だったら良かったのに・・・恋愛時代 5話まで 

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韓国ドラマ「恋愛時代」5話まで視聴。

時間が過ぎてから 気づくこと
素直だったらよかったのに
私にとっても 相手にとっても

時間が過ぎてから 気づくこと
あの時
どちらか1人が素直だったらよかったのに
自分にとっても 相手にとっても(5話)


このドラマでは、誰一人本当の事を言わないから面白い。
口から出る言葉は信じてはいけない。
しかし彼らの思いは、その眼差し、表情、その行動から零れおちて推察できる。
「恋愛時代」が面白いのは恋愛の格言がちりばめられていることもだけれども
ただセリフを聞いているだけではなく、
役者のその眼差し、目線までを追っていかないといけない。
言葉にしない想いがなんて多いドラマなんだろう。

割と韓国ドラマは語りすぎて、語りすぎて、うざったくなる時があるのだけれども、
沈黙の瞬間の意味を考えていく、味わい深いドラマだなぁ。
いくら言葉を使っても恋人同士がお互いを100%理解しあうなんて、
それこそ「嵐が丘」のスピリチュアルな2人(キャシーとヒースクリフ)みたいな魂の片割れ
という関係くらいの設定がないとねぇ(笑)
それでもあの2人は結ばれなかったし。

スピリチュアルな魂の片割れを永遠に見つけることができない凡人の私たちとしては、
このドラマで相手に伝えられない言葉、想いがあるのに
口を開くと何故かあてこすりや皮肉しか言えなくって、でも本当は相手に寄りそっていたくて、
でも自分が傷つくのは怖くって・・・みたいな主人公たちの関係にものすごく共感するのよね。

一つ一つのエピソードがわかる、わかる!なのよ。
言葉で全て説明してもらわないと落ち着かないタイプの方には
つまらないドラマだろうなぁ。
言葉にできない気持ちの深層、余韻、そのもどかしさを楽しむドラマです。
このドラマ、好き好きが別れるだろうけれども、とっても気に入って視聴してます。


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この子がまたいいのよ~
ニコリともせず、無愛想で、大人には何一つ期待しない、なんて表情をしながら
その奥底に愛情に飢えている姿が見えます。
この子役「チャミョンゴ」のラヒだった子よね。
こんなに仏頂面が似合うなんて、ヌーヴェルヴァーグの映画にでも出てきそう。


「恋愛時代」が韓国を感じさせないのは、また、お部屋のインテリアがおしゃれなのよ。
日本のトレンディドラマの主役の部屋のようにゴテゴテ飾っていなくてシンプル。
「グロリア」や「あなた、笑って」のように縁側で皆が集まって、というインテリアではない。
注意深く、韓国くささを抜いているなぁ。

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ユ・ウノ(ソン・イェジン)の家
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キム・ミヨン(オ・ユナ)の家
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ミン・ヒョンジュン(イ・ジヌク)の家

ちょっと、皆、豪邸じゃない??
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by moonlight-yuca | 2011-08-13 19:55 | 恋愛時代 | Comments(0)

愛と執着はどう違うのだろう・・・恋愛時代2話まで

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韓国ドラマ「恋愛時代」2話まで視聴。

脚本家パク・ヨンソンの「ホワイトクリスマス」「いいかげんな興信所」が(私にとって)
非常に面白かったのに気をよくして「恋愛時代」視聴開始しました。
少し前の作品だし、あまり他の方の感想も見ない作品なのだけれども、
視聴した方の感想と言えば以下にまとめられるかなぁ。

1・韓国ドラマらしくない感じ
2・主演のイ・ドンジン役のカム・ウソンが格好良く見えない
3・切なかった

パク・ヨンソンの作品って「ホワイトクリスマス」「いいかげんな興信所」も
韓国ドラマっぽく感じなかったので、1は全然問題ナシ。
むしろ、ザ・韓ドラって感じの「華麗なる遺産」「天使の誘惑」と立て続けに気分がのらなくて
視聴中断してしまったので(ペ・スビン・・・ごめんね・・・)
今、一番波長にあっているパク・ヨンソン脚本のこのドラマをチョイス!なのだ。

2は確かにね・・・でも、カン・ウソン演技がしっかりしているので安心して視聴できるし。

3に関して言えば、まだ序盤部分なのでねぇ。

しかし、このドラマに流れる空気感、そしてパク・ヨンソンの言葉の選び方、
劇中のモノローグにすっかり夢中になっている。
結構好きです、このドラマ。すでに2話でうっとくるセリフの続出!胸が痛くなる。


愛と執着はどう違うのだろう
愛とは純粋な感情なのだろうか
後で思いだしても自分の気持ちがわからない(2話)


生きることは孤独に耐えることと
誰かが言った
地球の人口が4億ならば
4億の孤独がある
孤独は人を哲学者にする(2話)


野沢尚の原作は読んでいないが、彼のイメージは結構反転が物凄い作品が
多かったような・・・
不倫ものと思っていたらサイコミステリーだった「恋人よ」とか
純愛ものだと思ったら、「砂の城」(一条ゆかり)男女逆転パターンだった「青い鳥」とか。

「恋愛時代」も別れた元夫婦が、お互いにまだ気持ちは残っていて・・・
というお話なのですが、どう反転がくるのか。この2人の間にはまだまだ秘められた歴史が
感じられて、視聴が楽しみなドラマです。
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by moonlight-yuca | 2011-08-12 22:37 | 恋愛時代 | Comments(2)
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