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カテゴリ:根の深い木( 8 )

根の中の根となれ・・・根の深い木 感想(その2)

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花が貧弱でも木は死なぬが
根が貧弱なら木は死ぬ
貧弱な花は折ればそれまでだ

王の役割は宰相の選出と協議のみであり
朝鮮の華やかな象徴でしかない
朝鮮の根は宰相なのだ
朝鮮の士太夫たちよ 根になるのだ

国を支える文士となり
優れた官僚を育て
賢明な宰相を立てよ

朝鮮という木が
永遠に続くよう・・・
根の中の根となれ

これぞチョン・ドジョンが
根の中の根、隠された根(密本)
密本を組織した理由だ

朝鮮の士太夫たちよ 根になるのだ
密本となり朝鮮を守れ

密本 初代本元 チョン・ドジョン



以下、本当に、支離滅裂なオボエガキ。

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by moonlight-yuca | 2012-07-05 22:47 | 根の深い木 | Comments(0)

根の深い木 (感想その1)

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根の深い木 Tree With Deep Roots 全24話 (2011年 韓国SBS) 

■演出:チャン・テユ
■脚本:キム・ヨンヒョン/パク・サンヨン
■キャスト:
イ・ド(ソン・ジュンギ→ハン・ソッキュ)
カン・チェユン(チャン・ヒョク)
ソイ(シン・セギョン)
チョン・ギジュン(俳優不明)

【あらすじ】
1418年、譲位により朝鮮王朝4代王として世宗(セジョン)イ・ドが即位したが、軍権を中心に実権は前王である太宗(テジョン)イ・バンウォンが握っていた。
王権強化のため有力な臣下をことごとく粛清してきたイ・バンウォンは、イ・ドの義父であるシム・オンとその一家を反逆罪で処刑する。
シム家の使用人の息子のトルボクは、幼なじみのタミと逃げ出すが、途中で離ればなれになってしまう。
月日は流れ、1446年。イ・ドが父を殺した張本人と思い込んでいたトルボクは、カン・チェユンと名を変えて、イ・ドへの復讐を胸に武官として宮中に勤務する。
その頃、宮中では、イ・ドの文字創製事業に関わる人物が次々に殺害される事件が起こっていた。
イ・ドから直々に事件捜査を任されたカン・チェユンは、その過程で王権を牽制する秘密組織“密本(ミルボン)"との闘争に巻き込まれていく。


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面白いドラマだったわぁ、色々な意味で。

史劇なのに現代的なキャラクター像、「3」という関係性と段階性、道を歩むということ、「根の深い木」とは何を表すか、「皆が文字を理解して書けることが、必ずしも正しいことと言えるだろうか」、民衆と権力者、「文字(言葉)」にすると見えなくなるもの、そして人間はどこまで孤独なんだろうかということ、このドラマの持つプロパガンダとアイロニー。


以下、ネタバレがあるので、未視聴の方は回避推奨。



そう、韓国ドラマ「根の深い木」について、話そうと思う。
だがどこから語り出そうか。

あの、静謐なラストシーンから語るべきか。
いや、まだ私の心の中は、感傷が渦巻いていて、上手く言葉にできない。

なら・・・、そう、彼らの夢について話そう。

>>続きを読む(ネタバレしています)
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by moonlight-yuca | 2012-06-19 23:17 | 根の深い木 | Comments(0)

三つ巴・・・根の深い木

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韓国ドラマ「根の深い木」24話視聴。

面白かった~
スリル、スピード、サスペンスに満ちた、権力闘争(パワーバランス)のお話でもあり。
このドラマをクリフハンガーたらしめたものは、あらゆる場面で三者の構図を繰り返したことで、物語を重層的に、奥行きが深く、見応えがあるドラマに仕上げているのよね。
三角関係とも、三つ巴とも言える、その人間関係(党派関係)が複雑に、幾重にも重なっていくのよね~

若きイ・ドがのめり込んだ魔法陣の世界。はじまりはここだった。
3×3の世界観が、ハングル創製という文字をめぐった、三者三様の思惑が入り乱れた世界観となって、現れてくるのかしら。

ドラマの感想は、後ほどUP致しますが、物語を重厚にした「三者の構図」についての、はしりがき。
以下はネタバレです。





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by moonlight-yuca | 2012-06-18 17:35 | 根の深い木 | Comments(0)

誰よりも民を愛した王は・・・根の深い木 19話まで

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韓国ドラマ「根の深い木」19話まで視聴。

冒頭20分のイ・ドとチョン・ギジュンのダイアローグは圧巻。
鳥肌が立った。この二人は、まるで合わせ鏡のようで、水と油のようだが、互いの思想を唯一理解しあえる同志でもあるのだ。
彼らのダイアローグを固唾をのんで、見守るのは、とてもスリリングで、知的興奮を刺戟させられる。

「文字」という「武器」を、民衆に与える、というイ・ドの野望について語り合う2人。
ここで、私は芥川のレーニンを題材にした、一片の詩を思い出す。

誰よりも十戒を守つた君は
誰よりも十戒を破つた君だ。

誰よりも民衆を愛した君は
誰よりも民衆を輕蔑した君だ。

誰よりも理想に燃え上つた君は
誰よりも現實を知つてゐた君だ。

君は僕等の東洋が生んだ
草花の匀のする電氣機關車だ。
(芥川龍之介)


誰よりも民を愛するからこそ、疎ましくも思うイ・ド。愛と憎悪は紙一重である。
しかし、愛するからこそ、王は、民に文字を与えることで、一人ひとりに自我を認識させ、自尊心を与えようとする。人間的存在の生き方への、道を、示そうとするのだ。
なぜなら、「文字」とは、唯一自分の考えを、存在を形にすることができる、手段であるから。
「文字」を書くことで、言葉を駆使し、自分という存在を見つめ直していくのだから。
そのことが、ただ生きているだけの生物を、人間的存在にしうるものだから。

ギジュンは「文字を与えるということは、地獄への扉が開く。そんな世界に、民を導くのは、民を疎ましいからだ」という詭弁を語り、王を惑わす。
されば、もう一度、言おう。
愛と憎悪は紙一重なのだから、王よ。
例え民衆を疎ましく思おうとも、彼らに期待している感情の裏返しであり、怯懦することなどないのだから。王の眼差しは、未来、というよりも、人間一人ひとりの可能性を信じ、人間と言う存在を高めることに向けられている。生きている意味を考えることこそが、命を持って生まれてきたという証なのだ。
むしろ、ギジュンの民への無関心さこそが、私は、恐ろしい。

なんてことをつらつら考えていたら、19話のラストで鳥肌が立ち、号泣。
お涙頂戴モノのストーリー展開ではないのに、こんなに涙が出るなんて。
それは登場人物たちの生きざまが、いささかの緩みもない水際立った鮮やかな生きざまが、私の、心を震わせる。
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とにかく、ハン・ソッキュの演技に身震いする、ラスト10分。

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王に三度「血迷うな」と啓示を与えるのは、カン・チェユンか。
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by moonlight-yuca | 2012-06-16 22:10 | 根の深い木 | Comments(4)

28文字・・・根の深い木 15話まで

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韓国ドラマ「根の深い木」15話まで。

泣いた、
泣いた、泣いたよ。

「28文字」という言葉の響きに、こんなに万感の思いがこもっているなんて。
誰だって命より大事なことがある。
命とは、何かをするための力なのだ。
だから、自分の存在全部をかけた「言葉」と、「命」をはかりにかけられた時に、イ・ドの決断に号泣。
胸が熱くなる。
いてもたってもいられなくなる。

不可能な夢を見た王の、その眼差しの先を、その悲願をの行きつく先を、私は見たい。
生きること、死ぬこと、そして殺すこと。
すべてに自分の存在意義をかける、王の、なんと気高いことか。

以下、15話を視聴しての、興奮状態でのオボエガキですので、支離滅裂ですが(笑)

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by moonlight-yuca | 2012-06-16 00:29 | 根の深い木 | Comments(2)

私は私の道を行く・・・根の深い木 10話まで

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韓国ドラマ「根の深い木」10話までゾクゾクしながら視聴。

行かねばならない道がある。
時に、歩くのをやめ、しゃがみ込みたいときもある。別の道を行きたいときもある。
逆戻りしたいときもある。
しかし、それは許されない。
道があり、己がその道を行こうと決めたからには、どんなに辛くても、苦しくても、哀しくても、その険しい道を一歩一歩踏みしめていくしかないのだ。
己が決めた道だから。

カン・チェユン(チャン・ヒョク)と、イ・ド(ハン・ソッキュ)の関係も興味深いなぁ。
王に啓示を与えるのは、肉親でも、側近でも、信望者でも、ましてや過去の自分でもなく、いつもチェユンであり、まるで、王の道しるべのような役割をチェユンは果たしている。
王が惑い、煩悶し、己の道を見失いそうになる時、いつもチェユンが現れる。
チェユンは王に復讐しようとし、王はそれを容認する。自分に復讐しようとするチェユンを、傍らに置くのだ。
まあ、なんとスリリングな関係でしょうか。

このドラマ、面白いなぁ。ミステリーです。
各自が謎=隠された根を持っているのだけれども、その謎をぐずぐずと引っ張ることをせずに、あっさりとさらけ出していく。
10話で、ほとんどの登場人物の「隠された根」が明らかになり、立ち位置がはっきりとする。
物語の構造が、複数のレイヤーで構成されていて、1枚1枚そのレイヤーがめくれていく。
そう、玉ねぎの皮をめくっていくように、どんどん新たな真実が浮かび上がってくるのよね。
面白い~
でも、まだまだ隠していることが多い登場人物もいるようで、誰が誰の味方で、敵なのか。
それを視聴しながら考えていくことが、ものすごくスリリングな興奮を与えるのよね。
一体、全ての謎が明らかになった時に、残っている真実は、何を映しだすのだろう。



お気に入りの人たち♪♪♪

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■太宗が唯一イ・ドに与えた、朝鮮一の剣豪ムヒュル(チョ・ジヌン)。
王とムヒュルの関係がいいわぁ。王から3歩以上離れちゃいけないんだよね、ムヒュル(笑)
残酷な、非道な父だったかもしれないけれども、しかし、何よりもムヒョルをイ・ドに賜ったのは、最大の親心ではないのだろうか、と思うの。
相容れない親子だけれども、それでも、父親だったのね、太宗。
もし、ムヒュルが密本だったら、私、超ヘコむよ~
人間不信になります。そんな反転はないわよね?

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■チェユンとチョタク
何気にチョタクには色々自分の過去を話しているらしい、チェユン。
この2人の信頼関係がまたいいですね~
チェユンは確かに、辛い過去があるかもしれないが、そばにいてくれる友人がいるということは、きちんと人間関係を築いていたんだなぁ、と感動します。
チョタク、何気になかなか、武芸にも秀でているみたいだし。
パチンコ玉?の必殺技が、私の萌えツボに入ってきます(笑)

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■イ・シンジョク(アン・ソクファン)
あああ、彼が出るだけで、ウットリ(爆)
あの独特な声、もっと、もっと、悪だくみをしてくださいませ~

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■先王の側近マルセン(イ・ジェヨン)
お気に入りナンバー1(笑)です。
何がいいかって、この人の中途半端な立ち位置が好きなの~
普通、先王の側近って、先王が崩御すれば、失脚するでしょう?
なのに、マルセンは未だに、政治の中枢にしぶとく生き残っている。とは言っても、政治的駆け引き(腹黒かったり、小ずるかったり)する訳でもなく、意外と実直に、政権に携わっているらしい。
彼をいつまでも残しているということが、すなわち、イ・ドの度量の深さでもあるし。

何より、ふと見れば、マルセンの周囲は皆、密本だったりするのに(笑)、怯えていないところが、腹が据わっていて好き♪
密本を殲滅することが、亡き先王の意志であり、実直に守ろうとする彼の姿に、涙する。
えっ、でも、彼もまだ、隠された部分があるのかしらん?
いやん、どうなんだろう・・・

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■カリオン(ユン・ジェムン)
いやあ、もう、カリオン、大好き~♪
彼については、いずれまた、書きます~ 10話の段階では、まだまだ書けないよね、彼について。


レイヤーが剥がれるにつれ、さまざまな真実が浮かび上がってきて、それぞれの人物の素顔が浮かび上がってくるのが面白いなぁ。人間として根の浅い人間は、このドラマで淘汰されていくのだろうな。
根の深い人間とは、やっぱり進むべき己の道を持っている人間、ということかな。
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by moonlight-yuca | 2012-06-09 21:49 | 根の深い木 | Comments(0)

花であるということ・・・根の深い木 6話まで(後半)

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韓国ドラマ「根の深い木」6話まで視聴した雑感の後半。

カン・チェユン(チャン・ヒョク)も、面白い人物よね。ヒョクも「マイダス」のようなインテリの役ではなくて、学はないけれども頭の回転はよく、己の力だけを信じて、這い上がろうとしている役の方が、はるかに生き生きしているように感じます。

4話から、物語の雰囲気が変わり、ミステリーが主体となった展開になってきます。
宮廷で次々と殺人事件が起こり、さまざまな勢力が暗躍し、蠢いていく。三者三様、(いやもしかして四者?)の思惑が複雑に絡み合い、事件は混迷を深めていく・・・


登場人物の設定でゾクゾクしたのは・・・

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by moonlight-yuca | 2012-06-04 22:25 | 根の深い木 | Comments(0)

王であるということ・・・根の深い木 6話まで(前半)

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韓国ドラマ「根の深い木」6話まで視聴。

いやあ、ぞくぞくします。このドラマ。うわ、何から考察しようかな~(笑)
知的好奇心を、ものすごく、くすぐってくれるわ。

「根の深い木」というタイトルは、一見、味気ないように思えるけれども、深い、深い意味を持つのよね。このタイトルってどういう意味なのかしら、と視聴前からずっと考えていたのですが、割と序盤で種明かしがあります。
しかし、そこに深いアイロニーを感じるのは、私だけかしら。
まあ、まずタイトルからして、さも意味がある様に、視聴者に感じさせるんだもの。
すごく、ゾクゾクしない?

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「私が朝鮮の王だ」と叫ぶイ・ドにも、涙が出ました。覚悟を決めた王は美しかった。

そうか。
きっとこの先、何度も何度も王は裏切られるだろう。死にたくなるくらい辛いだろう。
慎重かつ大胆に立ち回らねば、命を落とすかもしれない。
大事なものも失って、傷ついて、血を流して王は泣くかもしれない。それでも王は、走り続けるだろう。その気高さ。孤高。

このドラマはミステリーなので、あらすじとかも知らない方がワクワク感が出ますね。
ということで、ネタバレはないですが、物語の根幹部分の考察なので、以下はmoreで。
(とは言っても、6話まで視聴しての雑感です。しかも、長文になったので6話までの考察を前半・後半に分けます・笑)
まずは魔法陣から見る、このドラマのテーマについて。

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by moonlight-yuca | 2012-06-04 20:45 | 根の深い木 | Comments(4)
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blogお引越ししました。


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