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カテゴリ:TEN( 1 )

TEN

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TEN 全10話(インターナショナルヴァージョン)  (2011年 韓国OCN)
■製作:イ・スンヨン
■キャスト:
チュ・サンウク(ヨ・ジフン)
チョ・アン(ナム・イェリ)
キム・サンホ(ペク・トシク)
チェ・ウシク(パク・ミノ)
【あらすじ】
すべての偶然は、必然へと導かれる―
半裸で顔にテープが巻かれ、残忍に殺害された女の死体がみつかる。手掛かりが見つからない中、ヨ・ジフン(チュ・サンウク)は7年前の猟奇的な殺人事件との共通点を見つける。その後、被害者はソ・ウンビという女性だったが、彼女とそっくりで、失踪届がだされたキム・ウニョンの存在が発覚し、彼女を捜索することとなる。ジフンは、元教え子で新米刑事のミノ(チェ・ウシク)と捜査を進める。被害者支援センターのイェリ(チョ・アン)は、その失踪していたウニョンを探していた…。!

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すべての偶然が、必然へと結ばせすぎでしょう・・・というのが、このミステリードラマ視聴後の感想かしら。

私の大好きな「ヴァンパイア検事」とほぼ同時期に、ケーブル系で放映されたミステリードラマなのでどうしても比較で考えちゃいますが。
スタイリッシュな映像を売りにしている「ヴァンパイア検事」と対照的に、かなり猟奇色を強くした、ある意味ちょっと泥臭いのが「TEN」かしら。扱う事件が、猟奇的ですね~。ちょっと韓国映画を見ているような気になるくらい猟奇的。じめ~とした、陰鬱な事件が続きます。
こうやって考えると、「ヴァンパイア検事」で扱われた事件も、陰鬱だなぁ~と感じたのですが、「TEN」の方が陰惨です。

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次々に起きる事件の底流に、一つの大きな事件が潜んでいる・・・というストーリーは、「サイン」「ヴァンパイア検事」「神のクイズ」などのドラマと同じ展開。
好き好きによりますが、私は「ヴァンパイア検事」の方が好きでした。陰鬱な事件の数々の動機が、「愛」・・・かなり歪んでいますけれども、でしたから。「TEN」もね、最初の事件は、そのミステリーの反転具合といい、その動機といい、かなり私は高評価だったのですが、だんだん事件を追うごとに、小粒感が漂ってきました。
挙句の果てに、最後の事件は解決せずに、次回へと続く・・・
アメドラではよくある手法ですが、「TEN」はミステリーなので解決しないと作品への評価は低くなっちゃいますよ~ 解決部分がない推理もの、なんて誰でも書けますもの(爆)

こういうミステリードラマでは、主人公の魅力、そして主人公を取り巻くメンツの魅力、というのが非常に大きなウエイトを占めていたりもするよね。
「TEN」の最大の欠点は、主人公のヨ・ジフン(チュ・サンウク)に、全く魅力を感じないことではないかなぁ。
「怪物を捕まえるために怪物になってしまった男」とキャプションがつきますが、このジフンには全然、狂気を感じません。レクター博士のような、混沌とした魅力、あるいは「沙粧妙子」のように、此方側と彼方側のすれすれの境界線上に立っている危うさが一切感じられません。
このドラマのミステリーにおいて、ジフンの役割(探偵としての)を果たしているのかな?ジフンがいなくても、事件解決できたんじゃないか・・・などと辛辣なことを思いつつ、視聴しました。
「切れ者」というイメージがなく、ただただ人のいいお坊ちゃんにしか見えないのよね、チュ・サンウク。
ミスキャスト?
そんなジフンを取り巻く、メンツも個々には、色々肉付けはされているのですが、チームとしてはイマイチ魅力がないのですよね・・・
「ヴァンパイア検事」の方が、主人公もチームのケミストリーもやっぱり好きだわぁ~と実感しながら、視聴したのよね。

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そして、全ての事件が、全ての登場人物が、根底の事件へと無理やり結び付けられているのが、あざとすぎる。
それでは、あの人の死も、この人の死も、あの人との出会いも、この人との別れも、ただただあの事件のためという強制的な運命になっちゃうのよね。
もう、結論は決まっている・・・そんな描き方をしながら、やっぱり解決はシーズン2へ・・・などという手法に、やっぱり納得いかないのよねぇ~
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by moonlight-yuca | 2012-09-10 15:26 | TEN | Comments(0)
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