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男の幻想、女の幻想・・・ラブレイン16話まで

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韓国ドラマ「ラブレイン」16話まで視聴。

う~ん、まだるっこしい!
恋愛ドラマに障害は付きモノですが、「サランピ」のカップルに立ちはだかる障害が、今一つピンときません。「えっ、そうなの?」って感じで。もしかして、日本人の多くがピンとこないのかもしれないな、なんて思ってみたりしています。

イナーユニ(70年代)、ジュンーハナ(現代)の2組の恋愛がメインストリームなのですが。
(いや、それしかこの物語は語りませんが・笑)
この設定って、「クリスマスに雪は降るの」と同じなのですが、「クルス」ではどん引き状態だった、親の恋愛が「サランピ」では、なんとなく切なくなってくるから、あら不思議。

多分、このドラマに関しては私って、ものすごくいい視聴者だと思うわけです(笑)
イナーユニの恋愛をチョン・ジニョンとイ・ミスクのカップルの恋愛と観ていないのです。
時々、正気に戻って、“チョン・ジニュンは「ブレイン」では独身の偏屈医師だったのに、とか、イ・ミスクって「シンオンニ」「チャミョンゴ」では悪女だったのでなんだか、豹変しそうで怖い・・・”と思いそうになるのですが(爆)
そんな時は、すぐに70年代のイナーユニの面影を重ねる訳ですよ。そして、きちんとほんのり切ない気持になってますが、このドラマの視聴者がどれだけこうやって70年代のイナーユニを重ねて観るんだろうか。と考えたりします。手間がかかる観かたですものね。
チャン・グンソクのファンの方は、ただただジュンーハナを応援しているだけじゃないのかな?

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叶わない思い、果たせない約束というのは、悲しいよね。しかし、いろいろと思うことはあって。
(以下、辛口ネタバレあり)







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イナーユニ(70年代)、ジュンーハナ(現代)の2組のカップルを比較すると、どちらがより悲劇的なんだろうか。というお話なんですよね。イナとジュンはどちらが、別れる辛さが重いのだろうか。

ビジュアル重視でいけば、ジュンーハナのカップルが幸せになれば視聴者は喜ぶのかなぁ。
いや、そもそも親が再婚して義理の兄妹になれば、ジュンーハナは別れなくっちゃいけないという、前提が私には理解できないのよ。
日本では(同じ戸籍に入ってしまうと不可能だけれども)、基本的に義理の兄妹でも結婚できる訳です。
この恋愛の障害が理解できないので、あんまり視聴していても切なくないのよね。むしろまだるっこしい。
ジュンがハナに言ったように、別れられなければ2人で逃げる・・・という選択肢もあるのよね。

ジュンって割と進んでいる感じの、今風の遊び人として登場してきている割に、考えていることは古風なのよね。
ここら辺が面白い。
ハナを好きになった理由も、「自分がハナにとって1番(最初)だから」という。
ハナにとってジュンが付き合う最初の男、手をつなぐ最初の男、キスをする最初の男だということが、ハナを好きな理由の一つだと語る。
ここら辺に、ユン・ソクホ監督の女性のような柔らかい感性を持っていながら、実は男性がよく抱く女性の貞操観念への理想なんかが、見え隠れしたりしているなぁ、と思う。

イナがヘジョンと結婚したのも「子どもができたから」らしい。おそらく、イナをヘジョンが寝技に持ち込んで・・・みたいな展開(笑)だったことを、伺わせる。
そのためか、イナは初恋のユニに拘り、「自分の幸せは家庭にはなかった」みたいなことを言うのよね。イナみたいな人はいますよね。本当の自分の幸せはここにない、どこかにあるんだと、夢想するタイプ。
青春の象徴だったユニに過剰な幻想を抱いて、すぐそこにある幸せには目もくれない。
ここで面白いのは、夫に顧みられないヘジョンが夫にウリ二つの息子ジュンに執着しないことだよね。サスペンスなどにはよくあるのですが、息子に執着して束縛する母のタイプではないのよね。ヘジョンが執着するのはあくまでも、元夫イナに対してで、その執着は離婚してからも続いている。だってヘジョンにとって、イナは「初恋」だから。
ここにも、ユン・ソクホ監督の「初恋」への異常な執着が見て取れます。

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いつまでもユニに対する幻想を抱いている父、そんな父に執着する母のもとで育った、ジュンは誰かに思いっきり愛されている実感がなかったんだろうなぁ。彼にとっては恋愛=両親の姿であり、報われないものであるとインプットされている。そんな彼が、惹かれたのはジュンが初めての男だという、ハナであるということは必然でもある。
ステレオタイプなのよね~、ある種のプレイボーイの。散々遊んできた男が、落ち着くのは自分が初めての女だなんて(笑)

そう考えると、このドラマには男の幻想と、女の幻想が詰まっている訳で。
散々遊びつくしてきて、最後に自分の戻るところは、純真で自分しか知らない女であってほしい。そんな女を自分好みに育てたいという男の幻想。
散々遊びつくしてきた男だが、自分だけは彼にとって特別な存在なんだ、だって彼には自分にとって、初めてを捧げているんだから、という女の幻想。

そういう男女受けする、ツボはしっかりと押さえていると思います、このドラマ。しかし、このツボがユン・ソクホ監督の感性なので古風なのよね。イマドキ、プレイボーイが私だけに純真を捧げてくれるの・・・というツボだけでは、女子は悶えないと思うのよ(笑) プラスアルファが必要なのです、私たちには。
その上、最初に戻るけれども、やっぱり恋愛の障害としては、義理の兄妹になるから・・・というのは、若干弱いのよね。悲劇的には感じないのです、どんなに主人公たちが悩もうとも、どこか絵空事。
だから、このドラマを観ていても、胸が苦しく切なくなることはないのよ~~

そう、思うのは、私だけ?
「サランピ」をこういう風に妄想炸裂で視聴しています(爆)
by moonlight-yuca | 2012-07-17 20:37 | ラブレイン | Comments(2)
Commented by pumson at 2012-07-18 23:12 x
早々のお返事ありがとございます。そうなんです日本での評価どうなんでしょう? これヒット商品ですか? kntvのコメント欄では、胸キュンで切なくてユナ可愛い、グンソクかっこいい、などなど  そうかあ~ イ・ミスク氏からは、シンデレラの時の意地悪母がちらつき、イナ役の人は、なんか顔の表情が少ないんです。  キャラクターの性質を意識しすぎた衣装にも違和感を感じてます。特にユナの服にはカーディガンにフレアスカート、ソックスにパンプスってダサくないですか? みたいな。もちろん血縁関係のない書類上の兄妹なんて悩む必要ないでしょう。愛し合っていれば。 16話までの感想、すべて同感です。最終話終わっての感想、期待してます。心おきなくぶっちゃけてくださいませ。
Commented by moonlight-yuca at 2012-07-19 23:42
♪ pumsonさん、コメントありがとうございます♪

>これヒット商品ですか?
ものすごく力を入れて宣伝してますものね。放映権をかなりの高額で買い取っているでしょうしね。「ラブレイン」が日本でコケたら、各方面大変でしょうね。

>kntvのコメント欄
今、覗いてきました。大絶賛のコメントに交って、辛口コメもちらほらありますね。「ラブレイン」よりもサスペンスフルなやり取りを、みなさんやってらっしゃる(笑) もし、グンソク君やユナちゃんが主演じゃなかったら、みなさんここまで夢中になったかしらん?とは思いますよね。

>特にユナの服
あっ、そうそう、微妙な感じですよね。私も違和感持ちます。しかし韓国のファッションセンスは時々ものすごく日本とは違うので、こんなものかと思っていましたが。70年代のクラッシックな服の方が好きでした。

「ラブレイン」は、あと少し何かが足りないんですよね。もったいないドラマだと思います。16話まで視聴できたので、リタイアすることはないと思いますが、最後の感想はどんな感じかな?
pumsonさんの感想も楽しみにしています~
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