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哀しみは雪のよう・・・宮廷女官若曦8話まで

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中国ドラマ「宮廷女官若曦(ジャクギ)」8話まで視聴。

何て言うか、この「ブーブー」、展開が早すぎて、私の頭はついていくのが精いっぱい(笑)
いろいろと疑問もあるのだけれども、そこんとこもすっ飛ばして、どんどん物語は展開していくの。毎話、驚きの連続で、(ツッコミの連続とも言う)、いつしかそのダイナミックさが、癖になる、そんなドラマ。

1話から、ルオシー(若曦)が「妃選び」のために、都にやって来た・・・との前振りがあったのですが、私ずっと皇子たちの嫁候補なんだわ、どの皇子に嫁ぐのかしら・・・などと、のんきに視聴していたのですが。
えっ、妃って、おっちゃん康熙帝の妃(妾ですね) !?
しかも、康熙帝って3年に一度、妃選びがあるらしい・・・35人も皇子がいるはずだわ・・・
しばし呆然としました。そりゃあ、ルオシー嫌でしょう、そんなの・・・

そもそも、日本タイトルが「宮廷女官」などとついているので、女性が男性に従属していた時代に、キャリアウーマン(お茶くみのスペシャリスト)として、この時代の女子の生き方に、一石を投じるストーリーなのかしら・・・と思っていたのも、あっさりと覆されていきます。
自分の予想がことごとく、外れていく・・・(笑) なんてダイナミックなのでしょうか。
女子の生き方に旋風を巻き起こすために、タイムスリップという手法を持ってきた訳ではなさそう。

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「ブーブー」が、その設定に何故、タイムスリップを持ってきたのだろうか。
日本の少女マンガと比較するのもなんですが、「王家の紋章」「天は赤い河のほとり」にしろ、タイムスリップした現代の女の子は、その知識でもって過去の時代に接していく。不便な生活を改善していく・・・といった具合に。
その知識によって、神秘的な「女神」と称えられたりするわけです。

しかし、「ブーブー」のルオシーは、現代的な考えの持ち主なのだろうけれども、それはあくまで皇子たちにとって、「神秘的」とは映らずに、「新鮮」としてしかとらえられていない気がします。「洞察力がある女性」としか認識されていないのよね。他の女性とはちょっと毛色が違うけれども、ルオシーの知識に違和感を抱くほどではない。
むしろ、ルオシーは、現代的なモノの考え方を捨てて、過去の時代にすんなり順応しているように、見える。
あれだけ二股男を拒否していたルオシーが、8サマのアタックにはすっかりほだされて、「あの方は・・・」なんてうっとりしているし(爆) 一夫多妻制のこの時代に対して、あまり拒否感がなくなっている。

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そんなルオシーですが、「ブーブー」で面白いのは、彼女が“神の視点”(千里眼)を持っている、これにつきると思うの。
彼女は歴史がこの先どう動くかを知っている。
しかし、その歴史に対して、どうこうしようとは(今のところ)考えていないみたい。タイムパラドックスに悩むことなく、諾々とその歴史を受け入れているの。

ドラマの端々で入る彼女の“神の視点”に、ふいに私はびっくりする。甘いラブラインが展開していても、ふと冷酷な事実が、フラッシュバックで映しだされる瞬間に、まるで、冷たい手で背中をそっとなぞられたように、私はゾクッとする。
皇子たちの運命が決まっている。
そのことを思い出す彼女のまなざしは、とてつもなく醒めていて、その眼差しを見るたびに、このドラマがただの「恋愛ドラマ」ではないのだなぁ、と突きつけられている気がする。

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雍正帝により獄につながれる
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幽閉後、何者かに毒殺される
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乾隆帝即位まで軟禁される
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獄につながれ、失意のうちに死亡

この時代の行きつく先を知っているルオシーが、皇子たちとどんな関係を築いていくのだろうか。
そんな事を考えながら、「ブーブー」を視聴していると面白い。
8サマにしろ、4サマにしろ、その恋愛観は非常に私にとってわかりやすく思えるのだけれども、ルオシーの恋愛観が未だに、掴めていなくって、ドキドキするのよね。

■■■■

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愛にも色々あるけれども、8サマの愛は、なんだか雪のように思える。美しくって、冷たくって、はかなくって、そして怖い。

初めて見た時から手に入れたいと思った女、若蘭。しかし、彼が娶ったのは他の男に心は奪われ、そしてその喪失に嘆き悲しんだ女の、抜け殻でしかなかった。決して自分を見ない女と暮らす日々、自分には心を開かない女。
そんな、女の、妹が彼の前に現れる。
生き生きとしたその眼差し、素直な、自分を頼るような、それでいて、炎のような気性を秘めた妹が。若いのに、達観したモノの見方をする利発な美しい少女。少女は姉と違って、真っ直ぐ自分を見つめる。

8サマの心が、あっという間にルオシーに流れていくのがわかるのよね。
権力闘争をするくらいだから、愚かな、従順なだけの女では物足りなく、そういう意味でもルオシーは利発な娘なので、退屈はしない
手に入らなかった初恋の残滓を、ルオシーに重ねてみているのだ。だからこそ、若蘭が受け取らなかった腕輪をルオシーの手にはめ、「決して外すな」と言う。
ルオシーの柔らかな真っ白な心、まだ他の男を愛したことのない心に、やさしく、ゆくっりと時間をかけて、自分の愛情をしみ込ませていく。
若蘭の時は性急過ぎて、彼女の心を壊してしまったから。

8サマは、しんしんと、いつしか降りしきる雪のような愛し方。
最初は優しく降りしきり、いつしか周囲をすべて雪で覆い尽くし、自分しか見えなくさせようとする。

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しかし、ルオシーは“神の視点”を持っているので、8サマとの恋の行きつく先が見えるのよね。
いくら、8サマが彼女を縛ろうとも、ルオシーは8サマだけを見ることができない。そんなルオシーが、この時代でどう恋に落ちていくのか。
(いや、まだ落ちてませんが、多分恋に落ちるのだと思うのですけれども。しかし、この予想も外れるのかしら?・笑)
今のところ、8サマに対する彼女の感情は、まるでインプリンティングのように感じます。
この世界で初めて優しくしてくれた男に、無性に引き寄せられる・・・といった、8サマに体が吸い寄せられる・・・といった感じに私は見えます。

4サマに対しての考察は、また次回。
って、こんなことをつらつらと考えるということは、8話にしてすでに「ブーブー」にハマっているのかしら?(笑)
しかし、どうでもいいですけれども、「ブーブー」本編で女子のカワユサを堪能している私にとって、合間に入るCMとのあまりのギャップに、いつもものすごく驚いてしまいます。(爆)
by moonlight-yuca | 2012-10-20 21:16 | 宮廷女官若曦 | Comments(12)
Commented by jiyong-xg at 2012-10-21 00:33
yucaさん こんばんは♪
この記事冒頭しか読んでいませんがコメントしています(^^)
<どんどん物語は展開していくの。毎話、驚きの連続で、(ツッコミの連続とも言う)、>
このドラマの作り手さんの特徴みたいですよ~。
私はおおらかな気持ちを持って華ドラは視聴するものと思っています(笑)

このドラマまだ見ていないのに
yucaさんの記事を読んでから辮髪のことが頭を離れぬ日々(笑)
いろいろ考えているうちに、
辮髪が解けた姿を初めて見た時の衝撃を思い出しました(笑)
このドラマそんなことになるかしらん?
Commented by yumesj at 2012-10-21 09:19 x
初めまして。
futonさんのところで何度かお名前を拝見し、ブログも以前から密かに読ませてもらってました(^O^)
私も若曦にすっかりはまってしまい、放送がない日が寂しくて仕方ないです。
八番の愛が理解し難かったんですが、この記事を読んですごく良くわかりました☆
私は十四皇子が一番のご贔屓なんですが、またぜひお邪魔させてください!
Commented by momo at 2012-10-21 10:41 x
8話にしてこの濃さ。

8番は、ルオシーちゃんを小娘だと思って余裕見せてますけど、彼女かなり小悪魔ですよね。
お姉ちゃん用の腕輪ごときで、わたしのものだと思ってたら大間違い。でも雪のシーンきれいですよね。
前髪ないけど、8番の眼差しにやられそうになりました。

辮髪向きの俳優さん揃えてますよね。
ピーター・ホー先生を4番あたりに指名したいですが、
先生の辮髪は見たくないよう気がします。

オープニングの雨にうたれるルオシーちゃんをマントでそっと守ってあげるシーンで4番に一票です。
Commented by moonlight-yuca at 2012-10-21 20:45
♪ジヨンさん、こんばんは~♪

>辮髪が解けた姿を初めて見た時の衝撃を思い出しました(笑)
ええええーっ!!!
そ、そ、そ、そんなことがあるのですねーっ!

お、お、落ち着け、自分・・・

なんだか、ジヨンさんのコメントがものすごく衝撃でした(笑)
ようやく、横からみた辮髪にも少しは慣れてきたのに、さらに辮髪の上級者テク(?)が、あるなんて・・・
どこまで、私に辮髪の耐性を求めているのでしょうか(爆)
しかし、辮髪がとけるときって、どんな時?やっぱり死期が迫ったいる時なのでしょうか?

「ブーブー」、面白いです。
どうも、私8話にして、ハマってますよ~

Commented by moonlight-yuca at 2012-10-21 20:51
♪ yumesjさん、はじめまして~♪

コメントありがとうございます。とっても嬉しいです。

そうそう、ワタクシも、futon師匠にこのドラマの存在を教えていただいて、観始めました。
なんだか、癖になりますよね、このドラマ。
いろいろすっ飛ばして、物語が進んでいくので、どうしてそうなったのかしら、と色々想像できる楽しさがありますよね。

8サマの愛はどうなのでしょうね~
私的には、彼は光源氏が紫の上を育てるように、ルオシーを育てているのだと思っています。しかし、実はルオシーは現代女性なので、8サマの思い通りになるかどうか・・・

えへへ、私も4サマ、イチオシですよ。
ポーカーフェイスの彼が、ほんの少しにこっとすると、胸が不覚にもときめいたりしています(笑)

また、お暇なときに、覗いて頂ければ、幸いです♪

Commented by moonlight-yuca at 2012-10-21 20:57
♪momoさん、コメントありがとうございます♪

濃いよね~、濃い。あまりに濃すぎて、同時視聴中の他のドラマに集中できなくなってしまっています。
私の心は「ブーブー」一色(爆)

>彼女かなり小悪魔ですよね。
見かけは少女(確か最初は14歳だった)ですが、中身は大人の女ですものね。しかも、現代女性。
そうそう、8サマの思い通りにはいかないでしょう。そこが、また魅力的なのでしょうね~

>オープニングの雨にうたれるルオシーちゃんをマントでそっと守ってあげるシーンで4番に一票です。
オープニングとエンディングが、またいいですよね。
どこがどうして、そんなシーンになるの!?と興味がドンドン、湧いてきます。
特に、あの時の4サマ、泣いているようにも見えたりして・・・

あああ、ときめくわぁ。

Commented by jiyong-xg at 2012-10-22 17:34
yucaさん 你好(^^)
やはり辮髪がほどけるくらいですから、
拷問中とか戦って殺されそうになった時ですね。
辮髪がほどけていても素敵な場合もありますよ♪
女子が愛する男子の辮髪を結ってあげるシーンなどです(笑)
Commented by banpeiyu at 2012-10-24 12:01 x
はじめまして、yucaさん。
「宮廷女官 若曦」検索でこちらのブログ拝見しました♪

 このドラマにはまりすぎて、英語サブタイトルで全話見終わったところです。
現在、bsジャパン放映バージョンはカットが多くて・・・すでに8サマとのラブラブ度合いがけずられてる感じで不満〜。
 中国語圏の友人が、このドラマの中国語はすべて吹き替えだと言っていて、これも大ショック!!
 俳優さんたち、それぞれ育った地方の「なまり」を、是非聞いてみたかったなあ。

 8サマの色気にぞっこんです。
でも結婚相手とするならば13、14あたりが理想ではありませんか??
Commented by moonlight-yuca at 2012-10-24 20:12
♪ジヨンさん、コメントありがとうございます~♪

なんだか、華流の波が来てますよ!
しかも、辮髪(笑) 一気に辮髪。

詳しい解説ありがとうございます。
辮髪の写真だけをみると、まだ慣れないのですが、画面で動いている姿を見ると、美しいかも・・・と思っちゃいます。


Commented by moonlight-yuca at 2012-10-24 20:30
♪banpeiyuさん、はじめまして~♪

うわぁ、ありがとうございます。コメント頂けてとっても嬉しいです。

そして、全話視聴されたのですね!
そんなにカットが多いのですか・・・がっくりですよねぇ。
できたらノーカットで視聴したいものですね。吹き替えは仕方がないにしても・・・

中国の方は、ドラマは吹き替えばかりなので違和感ないのでしょうね。ちょっとわざとらしいセリフ回しに時々、違和感を覚えますよね、私たち。

ああ、でも、このドラマ、本当に面白いですよね。
8サマも、結構かわいそうな方で、愛おしいです。好きな女からは、振り向いてもらえなかったり、離れていったりするなんて・・・
彼がこの後、どう変わっていくか、どう変わらないか、非常に楽しみです。

結婚相手には13がいいかな?14の魅力にはまだ気づいていないので・・・そのうち格好良くなるのかしらん?

こんな僻地のblogですが、またお立ち寄りくだされば幸いです♪

Commented by オークリー メガネ at 2013-07-28 15:56 x
お世話になります。とても良い記事ですね。
Commented by moonlight-yuca at 2013-07-28 19:53
♪オークリー メガネ さん、コメントありがとうございます♪

わ~い、ありがとうございます。光栄です。

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