果てない夢がちゃんと終わりますように・・・ナイン11話
韓国ドラマ「ナイン」11話まで視聴。
タイムスリップものの「ナイン」
前作「イニョン王妃の男」では、「愛」を描いていたのですが、今作はもっとタイムスリップという技巧を駆使して、登場人物のみならず視聴者までもカオス状態にしています。
設定があまりにもスリリングで、「愛」がどこかに行ってしまった感がある。
先が全然読めないよ~
「猿の手」というジェイコブズの小説がとても好きなのですが、どうも「ナイン」は同じ感触がします。
運命を変えたいために過去に戻り、過去の事象に干渉すると波及的に現在の自分までも、変わってしまう。
死者を生き返らすということはどういうことなのか。
しかも恐ろしいことは、自分が干渉したことにより過去が暴走していき、誰にもこの物語がどこに向かっていくのかがわからないことでしょうか。
ネタバレになるので、詳しくは書きませんが、この設定がなんともダークです。
過去の自分が何をするか分からない、その恐怖。
こういう設定って、斬新です。
しかもヒーローは些細なことでこのお香を使っていくんだよな(爆)
もうほとんど残っていません。どうするんだ~!と残り9話どう話をまとめるのか、興味津々。
この変えられた世界では、かつてあった世界の痛みや苦しみは体に刻みこまれている・・・らしい。
記憶にはなくても、体が覚えているのよね。
デジャヴュというのは、パラレルな世界の自分が体験したことなのかもしれません。
前作にも登場した赤いテレフォンボックスは今作も登場。
「愛」の象徴なのかな、とも思ってみたりして。
by moonlight-yuca
| 2013-07-16 17:56
| ナイン