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firefly・・・アイアンマン 5話まで

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韓国ドラマ「アイアンマン」5話まで視聴。



本当に美しいドラマ。寓話的なドラマ。
このトップ画像だけでもどれだけ美しいドラマかが、感じられると思います。




実は私、このドラマ視聴には、なぜか苦戦していますがそれでもリタイアせずに、なんとかしがみついて視聴しているのは、この美しさのおかげだと思う。
韓国では惨憺たる視聴率だけれども、低視聴率を取ってしまった監督や脚本家は次の作品のチャンスがなかなか回ってこない現実もある。
それを考えると、美しい演出のキム・ヨンス(「赤道の男」)、童話的な物語展開の脚本家キム・ギュワン(「春の日」「ピアノ」「シンデレラのお姉さん」)の次回作は、なかなかお目にかかれることがないかもしれないという恐怖から視聴しています。




あるいは、このブログではこっそり拍手のアイコンを今年度つけているのですが。
顧客満足度調査(?)とでも言うのかしら。
私が書いた感想でどういったジャンルの、どういう書き方が皆さまが好まれるのかというニーズ調査の意味もあります(笑)
渾身の力を込めて書いた記事の拍手が少なければ、この記事は独りよがりだったんだわとか、分りにくい文章だったのねとか、思いがけなく多く拍手をいただいたりすると、こういうドラマを皆さまは求めているのねとか、分析(?)したりします。
そして思いのほかに、この「アイアンマン」の前回の記事に多くの拍手をいただき、ありがとうございます。
と同時にびっくりしました。
「アイアンマン」の記事はニーズがあるのかもしれない、と。
(あるいはマニアックなファンがついているのかも)


ドラマ視聴について、かつて私は以下のように書いています。
ひたすら求道者みたいに、自分の萌えだけを探して、1話1話ドラマを視聴していくしかないのだ。
最終回という頂きを目指す、その道のりは、果てしなく孤高で、ストイック(笑)で、睡眠時間を削り、仕事や家事を手際よくこなし、時間を捻出していく。
ほとんど方と、視聴するドラマが重なることがないので、皆さまが1話1話、それぞれのドラマの最終回に向けて、孤りで視聴されていくのを横目で見ながら、自分のドラマを視聴していく。
ずっと自分は孤高のクライマーだと思っていた(爆)
ブロ友さんや、このブログをありがたくも訪問してくださる方々との関係は、「ヤッホ~」と言えば、遠くの山頂から「ヤッホ~」って返ってくる、そんな感じ(笑)

この「ヤッホ~」が、拍手アイコンなんです(笑)
「アイアンマン」はものすごく多大な「ヤッホ~」を頂けた(笑)ので、くじけそうになりながら頑張って頂上を目指している。



以上のことを踏まえて、幾度のリタイア危機を乗り越えながら5話まで視聴。





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登場人物はそんなに多くないのに、お話の展開を理解できないのは私の語学力がないせいか、読解力不足なのですけれども。
怪物を見たことで怯えるチャンを、テヒの両親のもとに連れていくホンビン(イ・ドンウク)
ベビーシッターとしてソン・セドン(シン・セギョン)も連れて。



渡し船でテヒの故郷へと向かうのですが、この時点ですでに異界へと足を踏み入れたかのようです。
そのくらいテヒの故郷はのどかで、おおらかで、どこか桃源郷のように人々は笑い、憎しみとは無縁の世界に生きているかのよう。
素直な心の持ち主のセドンとチャンは、すんなりとこの村に溶け込みますが、ホンビンはどこか居心地が悪い。
だって、「怒り」を抱えているから。
愛おしいものを奪っていった世界に対して、ずっと内に「怒り」をくすぶらせているホンビンは、このユートピアでもやっぱり怪物なんです。





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しかし場面、場面が美しいドラマです。
5話の蛍のシーンは本当に感激。
ソウルから離れ、異界(テヒの故郷)にやってきたホンビンはセドンの人を思いやる心に触れて、徐々に変わってきます。
蛍が舞うシーンは、まるでホンビンのそれまで忘れていた心、暗闇に取り残され、閉じ込められていた心に、優しさや愛や思いやりと言った光輝く心が舞い戻ってきたかのような、そんな幻想的なシーン。
心が戻ってきた後に、ホンビンは幸せそうに笑いを噛みしめるんです。
誰かと一緒に時間を過ごす幸せを思い出したかのように。






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「怒り」は救いようのない感情ではあるけれども、世界と闘っている感情でもあります。
世界と向き合おうとするから「怒り」と言う感情に支配されてしまう。
闘うことを諦めたら、生きている意味も見失ってしまいます。テヒの母のように。



「アイアンマン」が面白いなぁ、と思うのは「怒り」の根源はホンビンに父に対してなんだよね。
ホンビンの世界とは父親に象徴される世界なんです。
韓国ドラマって、どんな状況、どんな理不尽なことでも親を大切にし、敬うという図式がこれまでのドラマではありました。
モンスターペアレンツが跋扈する韓国ドラマの中で、ここまで親に「怒り」をむき出しにするドラマを私は知りません。
親の支配から逃れるために「怒り」で戦う、というのは非常に珍しい。
韓国ドラマの変化の風が「アイアンマン」には流れているのかもしれない。




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オットケ~!!
ホンビン父とユン女史は、かつてそういう仲だったのかしら!
手切れ金代わりにホンビン父に、ホンビンが住んでいる家を要求するユン女史は、まるで古の魔女のようです。
寓話的な物語なので、魔女がいても不思議ではない感じ。
まだまだ、この物語、どこに向かって進んでいくのかが全く分からないです。



「人生には魔法のような時が来る。その時までがんばった人は、自分の人生を魔法で変えることができるようです」とは、「シークレット・ガーデン」の脚本家キム・ウンスクが「シガ」のテーマを語った時の言葉ですが、同じニュアンスを「アイアンマン」では感じます。
「シガ」では雨が重要なキーワードでしたが、「アイアンマン」でも重要なキーワードです。
「怒り」を抑えることができないときに、雨が降る。
雨が降り、そしてホンビンは「怒り」を刀と言う形で体現するのです。
体からたくさん生えている刀。そういう形でしか「怒り」を表すことができない、不器用な男なんです。



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by moonlight-yuca | 2014-10-07 07:18 | アイアンマン | Comments(12)
Commented by FANです。 at 2014-10-10 09:05 x
誠に、申し訳ございません。

・・・拍手。

そんな機能が有ったことを、すっかり失念、いえ、元々、理解しておりませんでした。(その前にブログを解釈出来ているのか?はい・・、あんまり)

どうでもいいことを、送信する前に。
ふむふむ、ユカさん、今、これをご覧になっているのね。
じゃ、私も、見よう。ああ、早く、配信されないかな~。

と、感じた時点で、拍手に、念を込めるべきでした。(クリックする。の言葉で簡単に片付けたくない)

と、いうことで、死神お嬢ちゃんのご活躍を楽しみに、拍手いたします。

※もし、ゲゲゲの鬼太郎を実写するなら、ネコ娘は彼女しかない、
と、ユカさん命名の死神から、勝手に飛躍しております。

いついかなる時も、このような着眼点でしか、送信できないFANですが。これも、春樹さまのガッカリ度を、振り払いたい一心です。(どこがやねん・・)
Commented by FANです。 at 2014-10-10 13:56 x
前略 (ずっと以前から、そうなんですが)

・・・あのぉ・・・・・ユカ様、、あのですね、拍手、なんですが。(まだ、そこかい?ごめんなさい)

もとより、あなた様のFANでして、あれを読んだら、これも読んで。
で、感激して、後悔するコメントを送信している、愚かなFANなのですが。
(前置き、長いぞ、ハイ、すみません)

拍手をポチッとしたらば、帰ってこられません、こちらの送信画面に。

・・・・素晴らしい。なんだ?このループ状態、違う、小・宇宙。
延々と、拍手し続けてしまいました。

ユカさんの力量は、かねてより存じ上げているので、だからFANなのですが。

そうか・・、拍手ページにまで、こんな力量を費やされていらっしゃったのですね・・・。
※ ユカさん、もう、スゴ腕の持ち主と分かってます、ので、
 拍手記事にまで、ネタを仕込むのは、勘弁して下さい。

黒蜥蜴、あの、切なさギリギリ感、極まるあのセリフ。
・・・・・なんで、そこを切り取られたのかなぁ・・・、ユカさん、最高、堪りません。で、この拍手どこまで拍手したらいいんでしょうか・・。



Commented by moonlight-yuca at 2014-10-13 09:04
♪FANさん、おはようございますね~♪

また、台風が来ていますね。やれやれ。

>・・・拍手。
うふふふ、拍手に念を込めてくださるんですね!

私もコメントをくださる方に拍手したいくらいです。
FANさんのコメントは毎回、痛快、爽快、愉快、天網恢恢で、私の方こそ激しく拍手したいくらいですよ!

毎回思うのですけれども、FANさんってブログやらツイッターやら何やらで、文章を発表されていないのでしょうか?
着眼点、軽快な文章、アクロバティックな持論の展開、どれをとっても人気になりそうなんですけれども(笑)


ムラカミハルキ・・・またしてもダメでした。
そもそもノーベル賞候補と日本では騒いでいるのですが、本当に候補に挙がっているのか?
疑惑を抱きます。
ハルキニストの私ですが、彼がノーベル賞に値する作品を書いているのかと聞かれると、ちょっと迷っちゃいます(笑)

Commented by moonlight-yuca at 2014-10-13 09:10
♪FANさん、あ~笑った笑った♪

>このループ状態、違う、小・宇宙。
た、たしかに!
お腹抱えて笑いました。

す、すみません!
拍手を下さった人をい異空間に投げ出していますね、私。
そう、帰ってこれないのです(きっぱり!)

> 拍手記事にまで、ネタを仕込むのは、勘弁して下さい。
ただ、拍手ありがとうございます、では申し訳なさすぎて、はい、ネタを仕込んでいます(笑)

でも、うれしいなぁ、「黒蜥蜴」に反応してくださるなんて。
「あなたが生きているとわたしがわたしでなくなっちゃう、だから殺すのよ」
鳥肌が立つセリフですよね。

どこまでも自分勝手な黒蜥蜴の愛のカタチが大好きです。
思えば江戸川乱歩って、すごい愛のカタチばかり描いていますよね。

Commented by FANです。 at 2014-10-13 14:32 x
いつも、本当にご返信ありがとうございます。

わぉ! ユカさんは、ハルキニストが似合う方だろうなあ、と、勝手に想像していたのですが、正解でした。

ご心中は、お察し申し上げます。
ハルキ様についていけない私ですら、
あの方をノーベル賞に当て嵌めるのは、どうも、無粋に感じます。

むしろ、小林秀雄賞を受賞された時のほうが、しっくりきました。
やっと世間が、ハルキ様に追いついたのね、と嬉しかったです。

その前に、私がまず、ハルキさまの小説に追いついていないのは、置いといて。

春樹さまにしがみ付く、日本の紙本業界が盛り上げすぎなのは、分かるのですが。
きっと、春樹さま御本人は、異国の地でkindleとやらを、さらりと使いこなして居られる気がします。
Commented by FANです。 at 2014-10-13 15:32 x
ユカさんに、イの字で6回も韻を踏んで頂き、拍手だなんて。 私の背中、空っぽの頭なら、ペチペチどうぞ。

わたくしの独りごとを、何処かのどなたかに、発信する。
ありえません。 ま、ものぐさと、アナログさの言い訳とも言えますが。

たまに、身近で、
ホントはこっそりブログやってるんでしょ?勿体ぶってぇ。と、
探ってくる、ブログ自慢の若者が居まして。

あなたのブログを読むのに、忙しいのに、するわけない。
と、お応えしてます。

※そんな、めんどくさい嘘をつくことすら、めんどくさい人間が、
ブログをするわけないやろ。君のも、読んでないけどね、ほほ。
と、内心で毒づきながら。

ね?こういう腹黒い人間の独りごとを発信してはいけないのです。

あ、しまった、毎回、ユカさんには、発信しまくってる・・。
とりあえず、また、拍手の旅に出て、反省してきます。

え、帰ってこなくていい?あ、ごめんなさい、聞こえませんでした。
Commented by moonlight-yuca at 2014-10-14 06:34
♪FANさん、おはようございます♪

>あなたのブログを読むのに、忙しいのに、するわけない。
そうなのね~
もったいない。FANさんならばきっと鋭いツッコミのブログを書いてくださるでしょうに。

かくいう私も、自分ひとりのブログを書くことは思いつかなかったもの。
ドラマのブログを書いている人たちを見て、すごいなぁとと尊敬の念を抱いていました。
それがもう、何年もブログを書き続けているのだからびっくりです。

>こういう腹黒い人間の独りごとを発信してはいけないのです。
私も腹黒なので大丈夫(笑)
腹黒だからこそ、どこかで愛を信じたいと思って、ドラマをみているのかもしれませんね。

>拍手の旅
あああ、お腹痛い。
パラレルワールドですから、あそこ。
近日中にもうちょっとネタを仕込んでおきますね(爆)
Commented by moonlight-yuca at 2014-10-14 06:40
♪FANさん、どもども~♪

コメント本当にいつもありがとう。
コメ返しの順番が逆になりましたが、ムラカミハルキ。

あれよあれよという間に大御所になりましたね~

私の中では彼の大傑作は「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」。
あの物語は衝撃だったなぁ。
羊という動物が悪意という観念の象徴という、表現手法にも惹かれました。

コムズカシイのが文学だと思っていた当時、分りやすい文章でも文学なんだと目からウロコでした。

最近は大御所になりすぎて、ちょっとさびしいです。
Commented at 2014-10-14 13:01 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by moonlight-yuca at 2014-10-15 06:47
♪鍵コメさま、コメントありがとうございます♪


えええ~、なんと幸せな!
なんとなく私、鍵コメさまは関東の方だと思っていました。

ムラカミハルキの何がすごいって、野球の試合を見ている時に作家になれという天啓が下りてきた、っていうんですよ。
それを知った私は、幾度となく野球の試合を見に行きましたが、毎回ビール飲んでご機嫌に応援して終わりです。
天啓のカケラもない(笑)

しかし、鍵コメさま情報を読むと、小学校の時から秀でていたのね~
私にはない感性です。

ちなみにこのコメ返し、春樹風に書こうと思ったのに無理でした。
私が彼の文体でまねできるのは、

「やれやれ」
だけです(笑)

Commented by FANです。 at 2014-10-15 23:34 x
嫌です、駄目です、ユカ様の紡がれる言葉が、ハルキ様になったらば。

ああ、ユカさん、そっちの、ルビコンを渡られましたか・・・、と。
ヤぁ・・ッホぉぉぉぉ・・・・
ッホおおぉぉおぉぉぉ・・、ぉぉぉ・・・。って、

哀しい、こだまの残音でフェイドアウトしますわ。

ユカさんの言葉のFANなので、春樹様になられては、困ります。
私は、ハルキより、ユカさんの世界と言葉の方が、何百倍も好きです。

あ、今、此処でこそ、
@やれやれ、が、浮かばれました?でも、あなた様のFANも、
何かと同様、終わりませんわ。(もう、ええ、ハイ。畏まりました)

希有な才能の春樹さまを、身近に感じたのは、
同じく関西出身の河合隼雄(心理学の偉い人ですが、ご存知ですか?)との、対談で。
バリバリ関西弁の河合先生につられて、ハルキ様も関西弁で、ほころぶ箇所があって、
その笑いのツボは親しみを感じたのでした。

あ、そうそう、私事ながら、今は関東在住ですが、神戸から家に帰る時、私はもとより、周囲も。
●日には、東下りするねん。と、上京という言葉に、ヒソっと抵抗しております。あほでっしゃろ?はい。
Commented by moonlight-yuca at 2014-10-16 22:31
♪ FANさん、コメントありがとうございます♪

いやん、いつもほめてくださってありがとうございます。

ムラカミハルキについて語ろうと思っていたのですが、木原音瀬!!!
頭がそっちに行っています、私(笑)


そうなのね~、本当にFANさんと私は好きなものが似ています。
うれしいなぁ。

向こうのコメ返しをがっつり書かせてくださいませね。
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blogお引越ししました。


by yuca
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