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毎日がドキドキするような、楽しいたくらみ・・・美しい罠 4話まで

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「美しい罠」2話~4話まで再視聴。



■第2話 ナースの制服■
槐の手により美しく磨き上げられた類子は、不破の莫大な財産を手に入れるために危険なゲームを始める。不破家の山荘で、盛大なパーティが開かれる。類子は槐の手引きで、その席に紛れ込む。不破は類子の父親くらいの年齢で、見るからに傲慢な男だった。パーティの余興として、不破は山盛りのダイヤモンドを床に撒き散らす。ダイヤに群がる人々を眺めるのが不破の趣味で、類子は自分が結婚するかもしれない相手の妖怪ぶりに呆れてしまう。一方、不破の山荘の住人も癖のある人間ばかりだったが、類子は目的のために槐の作戦を実行していく。


不破と類子の初めての出逢い。
シャンパンに真珠を入れたのはクレオパトラの故事にちなんで。




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明日からまた、あの退屈な暮しが始まると思うとぞっとするの。
生きるということは退屈な日常の繰り返しなんかじゃない。毎日がドキドキするような、もっと楽しいたくらみのはず。



と1話で類子は語っていたが、不破は巨額のお金を手に入れているにもかかわらず、退屈な日常を送っているのだ。
一皮むけば欲望があらわになる人々を見つめながら、自分で欲望をさらけ出すように仕向けながらも、そんな人たちを見て絶望している不破。
絶望することにも退屈であるのに、どこか自分の期待を裏切ってくれるような、お金で動かない人間をさがしているのだから。
退屈と倦怠の日々を送ってきた、不破と類子が出逢った第2話。
たくらみこそが彼らの生きているという実感なのでしょうね。



しかし、なぜに2話のタイトルが「ナースの制服」なんでしょうか?
第3話にそのタイトルだったら分かるのに。



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■第3話 山荘での作戦■
類子は偶然を装って、看護師として不破の前に現れる。類子は徹底的に逆らい、不破の怒りをかうが、槐の思惑どおり、不破に雇われることに成功する。類子は山荘に住み込み、24時間不破のケアにあたる。不破は類子を金の力で服従させようと画策し、ダイヤをエサに胸元に手を滑り込ませてくる。使用人たちにも冷ややかな目で迎えられ、山荘はまさに敵ばかりだった。類子はそんな槐とのゲームが楽しくなってくるが、ふと誰かに覗き見られているような不安を覚える。そんなある日、類子がオイルマッサージのために不破の寝室へ行くと、突然背後から類子の頭に猟銃が突きつけられる。





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日本のある種のドラマにはどこかどこかユーモラスティックなお作法があったりします。
私の敬愛する演出家久世光彦氏は、ドラマとはこうあるべきだという固い信念があった方です。
久世さんの美意識のために、どんなに美人な女優さんにもコスチュームプレイを徹底させていました。
コスチュームプレイをさせることで、どこか登場人物を記号化しているような気もします。
そんなお作法を踏襲したのか、「美しい罠」でもコスプレが出てきます。
3話から当分の間、類子はナース服だったような記憶があります。



私、2006年制作のこのドラマを初めて視聴したのは、2010年。
5年もたつとずいぶん筋立てを忘れているわ(笑)
金粉まみれのローストビーフが初登場したのが、3話だったのね。
「真珠夫人」なんかに比べると「美しい罠」はどこか品があるように感じるのだけれども、やっぱり東海テレビ系昼ドラの食事はかなりインパクトを出すのも、お作法なのか。
「たわしコロッケ」ほどインパクトはないけれども(爆)、金粉ローストビーフだって十分悪趣味。





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類子は自分の持ち札を全てオープンにしているけれども、槐はまだまだ謎が多く、たくらんでいますね。
しかしこの二人、玄関前やワインセラーで大声で密談をするので、毎回観ている方としてはハラハラし通しよ。






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■第4話 野心の目■
類子の知らないところで槐は不破とその息子・敬吾の二重スパイをしていた。敬吾の言いなりになって敬吾と入れ替わり、女遊びの手伝いまでしていた。翌朝、敬吾のもとへ恋人の澪が訪ねてくるが、槐は澪を特別な想いで見つめる。その頃、類子の部屋に見知らぬ若い男が侵入する。類子は驚くが、千津の息子の草太だった。その日の午後、中年の女性・レイが不破を訪ねてくる。レイは不破の亡き妻の妹で、元有名女優という不思議な女だった。レイは、類子がただの看護師ではないことを直感し、「ナースのコスプレみたいだ」と笑う。槐に会えない類子は、やがて部屋のあちこちに隠しカメラが設置されているのを発見する。





レイさま、登場~!(笑)
「美しい罠」において狂言廻しのレイさま。
あるときは意地悪な小姑のようであり、あるときは美人局のようであり、あるときはレズビアンのようであり。
不破家で起こった出来事を全て見守ってきた巫女のようでもあり。




類子が語った「誰に対しても牙をむいて自分を守ろうとする犬」の話は不破のことをあてこすっているようでありながら、実は類子のことをも指し示す。
誰も信じず、自分を信じず、ただお金だけを信じようとした類子と槐のことかもしれないね。
類子と槐は「イーブンな関係」と言いながら、互いに世界に向けて牙をむき、騙し騙され、そんな仲。
愛し合っているわけでもなく、憎しみ合っているわけでもなく、寄り添っているわけでもないのに、強い強い絆で結ばれる二人。




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絵にかいたようなバカボンの敬吾。
しかし仕事ができる槐を会社の仕事に参与させずに、ある意味自分の身の回りの秘書として飼い殺しにしているのは、今になって思えば不破なりの敬吾への思いやりなのか。
敬吾を経済的にも人間的にも、超すことを槐に許さなかったのじゃないかしら。




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by moonlight-yuca | 2014-11-07 07:22 | 美しい罠 | Comments(4)
Commented by FANです。 at 2014-11-08 05:41 x
あらら、なんてことでしょう、レイ様。
この方、そうそう、ウタコさん、でしたね。(ご存知ですか?剣サマの愛称です)

いつも、下らない脱線話にお付き合い下さいまして、ありがとうございます。
で、今日は、本線、在来線です。

レイ様・・、この方、ヅカファンの間では、剣さんと呼ぶより。
ウタコさん♪と、お呼びする方が、しっくり来るぐらいの人格者。

真の実力者として皆んな、尊敬してました。
なのに、何故、この方を記憶せずに、挫折したのでしょう・・。

大沢君・・。時代を経ても滑稽さがあか抜けない・・・ので、こちらは無視。
カイ・・。丸いフェイスが、気になったのか?いやいや、そんなことより。

お手伝いさんと、不破社長に●○関係が、有るか無いか?
それは、当時も気になっていた筈。(だって、山口美也子・・・)それも、無視。
が、そうだ・・・、此処に居ました。

お嬢様・・、!!澪!!鍵を握る割には・・・。(何が言いたい?) 

大沢君、あなたのせいにして、ごめんなさい。
と、いうことで、今度こそ、ラストまで頑張ります。
Commented by moonlight-yuca at 2014-11-12 21:56
♪FANさん、コメントありがとう~♪

おや、結構覚えてらっしゃいますね(笑)
昼ドラなので妙にチープな設定だったりするのですが、このドラマでは脇役の方が豪華でしたよね。
レイさまや、不破社長がいるからこそ奥行きが深いドラマに化けたのだと思います。

何を隠そう、「美しい罠」DVDで購入したんです(笑)
だって特典に不破邸の間取り図がついているんですもの。
こう間取りフェチでね、ついついドラマの中の素敵なおうちを見ると間取り図を作ってしまうのです。
お金持ちのはずなのに、不破邸は妙にチープな別荘でしたけれどもね(爆)

>お手伝いさんと、不破社長に●○関係が、有るか無いか?
私、あると思っていたよ~(笑)
今見るとやはり古臭さは隠しきれませんが、昔のように大絶賛ドラマになるのか、否か。
怖いもの見たさで視聴しています。

>大沢君、あなたのせいにして、ごめんなさい。
大沢君はかなり早くにドラマから消え去りますよ~ ご安心を(笑)
そうそう、私も澪にいちいちイラッとしていたことを思い出しました。
Commented by FANです。 at 2014-12-13 06:57 x
やぁッ!!っほぉ・・・・ーーーー・・・。
ユぅ、っカさぁ~・・・・・ん・・。

大沢君、消えました。これで、漸く、心おきなく堪能・・・。あ、失礼しました。

このドラマ、30分枠の昼ドラなだけに。
毎日、主役二人の思いが、行ったり来たりの繰り返しなんですが、ねじれていく過程が面白いですね。

麿さんのシルクのパジャマが、毎回、エロく。
ウタコさんの、歌うような軽やかな、毒セリフ。

主役たちの地下室での密会より、面白いですね。
(あの部屋の掃除と、電気を消すのは。
カイが担当なんでしょうか・・。類子、たまには、出るとき電気、消しなはれ・・)

あ、間取り図を入手されている、ユカさん。
先の()の疑問に、お答え下さらなくていいですからね。
やばいヤバい・・うっかり、ユカさんのスイッチ押しそうでした。

※ユカさんのスイッチは何処にあるのか?あの、バレバレな地下室より、謎です。








Commented by moonlight-yuca at 2014-12-24 20:45
♪FANさん③、コメントありがとうございます♪

おおお、私が働いているうちに大沢君がいなくなったのですね~
気づいたらあと1週間で今年は終わってしまうし・・・
あやうく私もこのブログの更新が途絶えて消え去りそうでした(爆)


>ねじれていく過程
そうなんですよね~
ここが面白い!
好きだ惚れただ逃げよう、なんて言っている序盤は面白くもなんともなかったのですが、1部終了間際から面白くなってくるんです。

「お前から奪い取って踏みにじる事。それだけがこの4年間、俺の生きる支えだった」というヒーローにぞくぞくしたものです。

しかしね、このドラマのクライマックスは最終話の麿さんの独白なんです。
これほど愛おしい悲しい切ない告白を聞いたことがない。
ぜひここだけは多くの方に見てほしいなぁ。

>間取り図を入手されている
はい。
時間があれば詳細に分析します!(笑)

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